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「受け皿」となるネットワークを!


 しかし、ハンドブックを配っただけではどれだけの効果が期待できるでしょうか。警察官に知的障害を理解してもらうためには、私たちが本気になって障害のある子を守ろうと思わなければダメです。日々忙しい仕事に追われている警察官の心を動かし、障害のある人を守ろうと思ってもらうためには、私たち自身も本気で権利擁護に立ち上がらなければ、警察だって本気で動いてはくれません。

 警察庁の要望で、ハンドブックの巻末には育成会の各支部の連絡先一覧表を掲載しました。
何かあって現場の警察官が知的障害者の扱いに困った時、私たちがアドバイスしたり協力して障害者の権利を守るためです。そういう時こそ、警察に知的障害のことを理解してもら絶好の機会です。ちゃんと対応できるよう「受け皿」態勢を作りましょう。「受け皿」は育成会だけではありません。それぞれの地域の施設や地域生活支援センターや弁護士や、その他の公的機関にも協力を求めて、ネットワークを築いていきましょう。

 はじめは失敗することも多いでしょう。警察官の言葉や態度に腹が立つことがあるかもしれません。でも、短気を起こさず粘り強く取り組みましょう。各地・各団体で「警察プロジェクト」の担当者を選出するなどもご検討ください。「よし、やろう!」と思う人は声を上げてください。少しでも多くの協力者が必要です。