障害のある人と援助者でつくる
「日本グループホーム学会」
設立の呼びかけ



 
【 設立趣旨 】                                  
グループホームは、地域で暮らす障害者にとっては
かけがえのない住居です。入所施設の「付属物」ではありません。


 2002年12月に政府が決定した新障害者基本計画は、「障害者本人の意向を尊重し、入所(入院)者の地域生活への移行を促進(する)」、入所施設については「真に必要なものに限定する」と明記されました。今こそ、グループホームを飛躍的に増やし、その援助の質を高めていかねばなりません。2003年4月から始まった支援費制度の下では、グループホームは微増の域を出ず、新障害者基本計画の理念とは裏腹の現実を見せています。支援費制度で、「障害者の自己決定」や「利用者本位のサービス提供」や「障害者自らによるサービス選択」をいくら謳っても、こうした現実を変えない限り、障害者の地域生活は「絵に描いた餅」でしかありません。

 そこで、現在グループホームで暮らしている利用者、家族、援助者、これからグループホームを作ろうと思っている人々、学識経験者、行政職員らが集まり、「障害のある人と援助者でつくる『日本グループホーム学会』」を立ち上げることになりました。精神障害者や高齢者のグループホームの関係者にも広く呼びかけ、これからの「暮らし」について考えていきたいと思っています。

<< 活動目的 >>
(1) 質の高い援助を提供するグループホームを全国各地に確実にふやす。
(2) グループホーム間の情報交換や支援に関する研究を進める。
(3) 現在あるグループホームを支援する仕組みをつくり、運営の不安定さを改善していく。
(4) 国や自治体に対して、現場から政策提言や意見を発信する。
(5) 社会に対して障害者の地域生活を理解してもらうための情報を発信する。

<< 活動内容 >> 
(1) 「季刊グループホーム」の発刊
(2) グループホーム学会研究大会の開催(年に1回)
(3) 地区ごとに、中間学会を開催(各地区で適宜、開催)
(4) 議会や行政に対する政策提言、メディアを通しての社会的アピール
(5) メーリングリストによる情報交換、現場スタッフ(世話人)や運営者対象の研修や相談業務

※本学会は個人入会が原則です。あらゆる組織やグループに関わらず、とらわれず、障害者の地域生活にかける思いのある方、一緒にやりましょう。

※ この取り組みに賛同し各地で取り組んでみようとお考えの方、ぜひ学会会員としてご参加ください。
※ なお、2004年2月28日(土)に学会発足のための拡大会議を設けることになりました(別紙、開催要項を参照ください)。添付の返信用紙に記入の上、下記の設立準備事務局あてご連絡ください(返信はメールでお送りいただけますとありがたいです)。なお、会場の都合上、定員200名となっています。

【 設立準備会 呼びかけ人 】
代表 室津滋樹
酒井比呂志、花崎三千子、松友了、燕信子、久保洋、野沢和弘、鈴木伸佳、室津茂美、光増昌久
岩本真紀子、山田優、本田隆光、阿部八重、松本隆幸、明千恵、横田美貴、小林繁市、福岡寿、根来正博、阿由葉寛、河坂昌利、三田優子、北野誠一、大熊由紀子、堀江まゆみ

連絡先;「障害のある人と援助者でつくる『日本グループホーム学会』」設立準備会
Mail  mayumi@shiraume.ac.jp 
FAX  042−346−5644(白梅学園短大 堀江研究室気付)